2021.05.11

ウイルスや有害物質を一瞬で除去する家とは!?~炭の家とは?前編~

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むつみワールドが建てるのは健康住宅「炭の家」。でも炭の家って一体何なのでしょうか?みなさんにとっての身近な炭は、水の浄化でよく聞く備長炭や炭火焼肉とかでしょう。そんな炭がなぜ住宅に?正直ピンとこないと思います。そこでこの記事では、なぜ炭を使った家が健康住宅といえるのか、その理由を「炭の具体的な効果」と「炭を活用した住宅システム」の2回に分けて解説します。今回は、炭の具体的な効果について知っていただきます。

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炭の家が使う炭は“竹炭”

代表的な炭として、木炭と竹炭があります。私たちの生活に身近な備長炭や焼肉で使う炭の多くは基本的に木炭です。その理由は、そもそも竹炭が炭火として適さない、そして木炭が竹炭よりも安価だからです。竹炭は、生竹の複雑な性質により焼き上げることが難しく、木炭よりも手間隙をかけないと良い炭ができないため木炭よりも高価なんです。ですが、竹炭は高いだけあって、木炭以上に優れた性質を持つ優秀な炭でもあるんです。

竹炭のもつ強力な有害物質除去&空気洗浄効果

竹炭は、生成が難しく高価ではありますが、木炭の10倍以上の吸着効果があるいわれています。これが、竹炭を住宅に活用する最大のポイントです。そもそも炭には無数の孔(穴)が存在し、そこで湿気を吸い取ったり、水分を放出したり湿度調整を行うとともに、ウイルスやアレルギー物質などの有害物質を吸着して空気を清浄化させる効果があります。炭の表面積が大きければ大きいほど沢山の物質を吸着できるのですが、ピーナッツ程のサイズの炭の表面積は、なんと約200~300㎡の敷地面積に相当するほどの大きさを持ちます。

炭の家の炭のヒミツ

そして、竹炭は木炭以上の超微細孔が多数存在する多孔質構造(細かい穴の空いた構造)であり、より表面積が多いため、更に強力な有害物質除去&空気洗浄効果も発揮します。この性質を最大限に活かした家が、私たちが建てる炭の家なんです。

まだまだある!炭のチカラ

竹炭を住宅に活用する理由として、炭が有害物質除去&空気洗浄効果以外にも様々な性質をもっていることが挙げられます。ここでは炭がもつ主要な性質を4つご紹介します。

ー腐敗菌、酸化を防止する防腐効果

アルカリ性の炭の優れた調湿効果は、結露を防いでダニやカビ、腐敗菌の発生を予防します。また、過剰な水分を吸着して木材の耐久性を高めます。さらに酸化を防ぎ、酸化している状態を元に戻す性質もあります。日本でも古くからお寺や寺院で使われており、法隆寺からも炭が見つかっている他、2,000年前の古代中国のミイラが美しい姿を保っていたのも、大量の炭の防腐効果のおかげといえるでしょう。

ータバコ・ペット・焼肉など…嫌なニオイを残さない消臭効果

空気中に含まれるニオイの分子を吸着・分解してくれるのも多孔質の炭ならではの効果です。炭の穴は網目状に張りめぐらされ、大きさは1ミリの1,000万分の1単位く結合力が非常に強い。この穴に分子レベルのニオイ分子が吸着、浄化されることで、消臭・浄化効果を発揮してくれます。

ー冷え性にも強い味方!遠赤外線効果

目には見えない遠赤外線ですが、サウナなどではもうお馴染みです。物や人体の表面だけでなく深部まで温める性質を持つ遠赤外線。炭の遠赤外線は人体に吸収されると発汗や血液・体液の循環を活発にし、コラーゲン生成に関わる物質が増加し美肌効果もあります。更には、便秘、神経痛、頭痛、冷え性などにも有効とされています。また、発汗作用を促し、毛孔を通して有害物質の排出を促し、皮膚に活力を与え、体の機能を活性化するともいわれています。

ーマイナスイオン作用で心身をリラックス

マイナスイオンといえば噴水や滝のそばに発生するすがすがしい空気のことですね。マイナスイオンは脳内にα波を発生させることで心身をリラックスさせたり、疲労回復、抵抗力アップなどに働く、別名”空気のビタミン”。炭にはマイナスイオンを増加させて副交感神経に働きかけ、心身をリラックスさせる効果があるといわれています。また人間だけでなく、動植物にも成長促進効果などが実験により確かめられた報告があります。

このように、炭には水やお肉を美味しくする以上に、私たちの生活空間を浄化してくれる効果があります。次の記事では、この炭の性質を具体的にどうやって活かすことで健康住宅を創り上げているのかをご説明しますので、ぜひそちらもご覧になってください。

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INFORMATION

炭の家を実際に体感したい人は“むつみワールド”へ

住所:
秋田県秋田市八橋本町3-18-33
電話番号:
018-863-5050
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