2022.10.28

【ガスのトラブル一気に解決】よくある悩みの原因と対処法を一覧でご紹介

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『ガスコンロの火がつかない』『ガスコンロの火がすぐ消える』などガスについてのお悩みはございませんか?
この記事では、皆様のガスについてのお悩みの症状の原因や対処法を詳しく一覧でご紹介しておりますので皆様の暮らしに是非ご活用ください!

住まいのトラブル解決LINE

ガスコンロの火がつかない

ガスコンロの火がつかない場合は、以下が原因だと考えられます。

  1. ガスコンロが電池切れしている
  2. ガスコンロの点火プラグが水で濡れている
  3. ガスコンロのバーナーキャップが位置ずれしている
  4. ゴムホース部分が折れている

ガスコンロの電池の取り換え方

  1. 電池ケースのツメをつまんで手前に引く
  2. 乾電池の+側を手前にして乾電池を入れる
  3. 電池ケースを奥までしっかり押し込む

ガスコンロの点火プラグが水で濡れている場合

ガスコンロは点火部分の周辺が濡れていたり、汚れていたりするとガスに火がつかない可能性があります。ガスコンロをお掃除した後などは水滴がついていることがありますので、しっかり水分をふき取ってから使用してください。

ガスコンロのバーナーキャップが位置ずれしている場合

バーナーキャップとは、点火すると火が出る部分です。この部分がずれていたり、外れていたりすると火がつかないことがあります。その場合は、バーナーキャップを回して止まるところに設置し直してみてください。

ゴムホース部分が折れている場合

ゴムホースとは、ガスの元栓につながっているゴム製の管のことです。この管が曲がり、折れている状態だとガスがコンロに届かず火がつかないことがあります。また、部品の寿命や劣化が原因の場合もあります。ゴムホースの交換は7年程度を目安にしましょう。ホームセンターやネット、お部屋を管理している会社などで新しいものを購入できます。

ガスコンロの火が片方しかつかない

この場合は、以下を確認してください。

  1. つまみをひねった時に火花が発生するか⇒火花が発生していない場合は、電池が切れている可能性があります。
  2. バーナーキャップが汚れていないか⇒バーナーキャップが変形していたり、汚れがついていたりすると点火しない可能性があります。定期的にお掃除することをお勧めします。

また、お掃除後にバーナーキャップをはめる際は必ずまっすぐはめ込んでください。位置がずれていると火がつかなくなる原因になります。

ガスコンロの火が消える

主な原因は

  • 吹きこぼれ
  • 温度センサーの作動
  • 長時間使用により火が消えるが考えられます。

吹きこぼれの場合

バーナーキャップや点火プラグ、立ち消え安全装置などに水分が付着していると、火がつかない原因になります。大量の吹きこぼれの場合は、乾くまで時間がかかる場合もあります。拭ける部分はしっかりと拭き取ってから再度火をつけてみてください。

温度センサーの作動の場合

温度センサー付コンロをお使いの場合は、鍋底に温度センサーが密着していないと温度センサーが鍋底の温度を正しく検知出来ず、途中消火等の原因になります。

<温度センサーのお手入れ方法> 

温度センサーは、片手を添えて、水に浸し固くしぼった布で頭部と側部の汚れを拭取ってください。 

長時間使用により火が消えた場合

これは、ガスコンロに搭載されている『コンロ消し忘れ消火機能』が作動し、火が消えるようになっています。        この機能は、長時間の煮込み料理などで火を消し忘れてしまっても自動で火を消してくれるという機能です。

ガスコンロは機種によって異なりますが1時間~最大2時間程で自動消火するコンロが多いです。この場合は、安全装置が働いただけなので少し時間を置いてから再度火をつけると復帰することが多いです。

ガスくさい

ガス臭いと感じた場合は、危険なのですぐにご契約のガス業者へ連絡してください。

そして、ガスくさいと感じたら…

  • 全ての火気の使用を中止してください。
  • 火気の使用を中止したらガス漏れを最小限に抑えるためにコンロや給湯器のガス栓を閉めましょう。
  • 室内でガスの臭いが発生しているときは窓を2箇所以上開け、通気の良い状態で換気をしてください。
  • 換気扇や電灯などの電気のスイッチを入/切にすると、着火源となる小さな火花が発生しますので、スイッチには絶対手を触れないでください。

ガス業者にご連絡の際には、①ご契約者様の氏名②ご住所(お近くの目標物)③お電話番号④現在の状況(ガスくさい場所、においの程度)などをお伝えください。

魚焼きグリルの火がつかない

この場合は

  • 魚の油汚れ
  • グリルの長時間の使用が原因と考えられます。

また、魚グリルには過熱防止センサーが付いているので、長時間使用して一定の温度に達すると火がつかなくなることがあります。少し時間を置いてから再度火をつけてみてください。

また、ガスコンロの交換推奨時期は10年です。ガスコンロの火がつかない原因を探してみても改善されない場合はガスコンロが故障している可能性があります。

ガス給湯器のお湯が出ない

まず、ご自宅全ての蛇口(キッチン、浴室、洗面など)でお湯&水が出るかをご確認ください。

お湯も水も出ない場合

この場合は、水道・元栓・止水栓に原因がある可能性があります。

元栓は家庭に送られる水をコントロールしている部分で、止水栓はキッチンやトイレなどの場所ごとの水をコントロールしている部分です。家全体の水が出ない場合は元栓、一部の水が出ない場合には止水栓が閉まっている可能性があります。この場合は、以下の4点をご確認ください。

  1. 断水していないか
  2. 凍結していないか
  3. 元栓・止水栓が閉まっていないか
  4. ガス給湯器の給水元栓が閉まっていないか

<断水していないか>

ご自宅内の他の蛇口や、近所の蛇口で水が出せるかで確認ができます。

<凍結していないか>

外気温が急に下がった日の翌日は特に注意が必要です。

<元栓・止水栓が閉まっていないか>

元栓は基本的に水道メーターのそば、止水栓はそれぞれの器具にあります。(キッチンではシンク下、洗面所では洗面台下の扉の中にあることが多いです。)どちらも、閉まっていると水やお湯が出ないため、開いているかを確認してください。

<給湯器の給水元栓が閉まっていないか>                              

給湯器本体の給水元栓が閉まっていると水が出ません。完全に開いているかチェックしてください。

一部だけでお湯が出ない場合

この場合は、水栓の温度設定が水になっている可能性があります。改めてお湯の設定になっているか確認してみてください。それでもお湯が出ない場合は、蛇口や水栓が故障している可能性があります。その際は交換を検討してみてください。

どの蛇口でもお湯だけが出ない場合

この場合は、ガス給湯器自体に問題があるかもしれません。以下の5点をチェックしてみてください。

  • 給湯器のリモコンにエラー表示はないか
  • コンセントはささっているか
  • 元栓は開いているか
  • ガスは止まっていないか
  • 給湯配管に水漏れ・凍結はないか

<給湯器にエラー表示はないか>

エラーが表示されていれば、そのエラー内容に沿って対処すれば問題を解決できます。

リンナイ製のエラーコードはこちらからhttps://faq.rinnai.co.jp/category/show/106?site_domain=default

ノーリツ製のエラーコードはこちらからhttps://noritz-faq.dga.jp/navi/

<コンセントはささっているか>

(注意)差し込んだ後にコンセントを右に回しましょう。

<元栓は開いているか>  

ガスの元栓はつまみをタテにすることで開きます。横にすると閉まりますのでお気を付けください。

<ガスは止まっていないか>   

エラーはなく、コンセントはキチンとささっており、ガスの元栓は空いているにもかかわらずお湯が出ない場合は、ガスそのものが供給されていないのかもしれません。その場合はガス業者にご連絡ください。

<給湯配管に水漏れ・凍結はないか> 

もしも給湯配管もしくは給水管から水漏れが発生しているのであればガス業者にご連絡ください。

(注意)給湯器の故障の場合、賃貸物件にお住まいの方は大家または管理会社、持ち家の方はガス業者までご連絡ください。

シャワーがぬるい/熱くならない

この場合は

  • 給湯器の設定温度が低い
  • 温度調節ハンドルの調節不良
  • タッチ式水栓の場合、45℃以上のお湯は出ない
  • 温度調節ユニット(サーモユニット)の故障が原因と考えられます。

<給湯器の設定温度が低い> 

サーモスタット混合栓は給湯器の設定温度よりやや低めのお湯が出ます。                         (例) 42℃設定なら、40℃~41℃のお湯が出ます。サーモスタット混合水栓は、湯水を混合しているだけなので給湯器から届くお湯の温度が42℃であれば、42℃以上のお湯は蛇口から出ません。

<温度調節ハンドルの調節不良> 

この場合は、各家の環境により水圧や給湯器の温度、水道の温度が違いますので、お好みの温度になるように自分で調節しなければなりません。また、夏場と冬場では水温が違うので、夏場で40℃ぴったりだと、冬場では38℃くらいになったりします

<タッチ式水栓の場合、45℃以上のお湯は出ない> 

タッチ式水栓は、給湯器の設定で温度を高くしていても45℃くらいにしかならないといった高温規制のサーモスタット混合栓もあります。サーモスタット混合栓:給湯温度や水圧が突然変わっても、吐水温度をほぼ一定に保つ、自動温度調節機能付の水栓のことです。

<温度調節ユニットの故障>                              

上記の原因に該当しない場合は温度調節ユニットの故障の可能性があります。温度調節ユニット内部のバルブの動きが悪くなると起こります。この場合は、業者にご連絡ください。

(注意)シャワーのお湯が出ないなどの場合は、賃貸物件にお住まいの方は大家または管理会社、持ち家の方はガス業者までご連絡ください。

住まいのトラブル解決LINE

まとめ

今回は、ガスコンロ・給湯器・シャワーなどのガスのよくあるお悩みについての原因と対処法をご紹介いたしました。皆様のお悩みに当てはまる症状がございましたら、是非この記事をご活用ください!『すまいのがっこう』では、他にも様々な記事を掲載しておりますので、是非ご覧ください。

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